タクシー運転手は車内の仕事がメインであるため、トイレは切実な問題です。タクシー運転手の皆さんは、トイレに行きたくなったときどうしているのでしょうか。
今回は、タクシー運転手のトイレ事情を紹介します。これからタクシーの仕事を目指す方は、ぜひチェックしてください。
タクシー運転手のトイレ休憩事情
タクシー運転手は、基本的に休憩中にトイレを済ませます。しかし、乗務中に突然トイレに行きたくなることもあるでしょう。
ここでは、タクシー運転手が仕事のために実践しているトイレの工夫を紹介します。
トイレの場所は常にストックしよう
タクシー運転手はエリアごとに、トイレ休憩ができる場所をいくつかストックしています。困ったら立ち寄れる場所を知っていれば、いざというときでも慌てません。
トイレの位置の把握は、サービス面にも貢献します。車の移動中にトイレに行きたくなるのは、お客様も同じです。お客様が困ったときにスマートに案内できれば感謝され、集客につながります。
身近な場所を利用しよう
タクシー運転手が外回りで利用するのは、大半がコンビニやトイレのある公園です。費用をかけず
に、気軽に立ち寄れる場所をあらかじめ把握しておくと、仕事に集中できるでしょう。
駐車場がある場所ならトイレ休憩にあわせて仮眠もできるため、一石二鳥です。
トイレに向かう際に気をつけたいこと
タクシー運転手はお客様を乗せていなければ、自分の都合にあわせてトイレ休憩を取ることができます。ただし、常に周りから見られている意識を持つことが必要です。
タクシー運転手がトイレ休憩を取るときの注意事項を紹介します。
空車ではなく回送に変えよう
トイレに行きたいと感じたら、「空車」から「回送」に表示を変える必要があります。空車を表示しているときに求められたらお客様を乗せなければならず、トイレに行けません。
トイレに行くためとはいえ「空車」でお客様をスルーしてしまうと、乗車拒否としてクレームに発展するリスクがあります。会社のイメージダウンや売上の減少にもつながるため、気をつけてくださ
い。
回避したい駐禁のリスク
少しの時間だけだからと、路上駐車をしてトイレに行くのはNGです。駐禁を理由に会社から出勤停止になることもあるので、タクシー運転手は交通法規を遵守しましょう。
駐禁1回あたり1万円前後の出費と、行政点数による処分は無視できません。タクシー運転手の仕事にも差し支えるので、駐車違反は絶対にやめましょう。
まとめ
タクシー運転手はプロフェッショナルでも、トイレはコントロールできません。しかし、いざというときに利用できる場所を事前にチェックしておけば、集中して仕事に取り組めます。
注意点に気をつけることで、しっかりトイレ休憩はとれます。これから転職を考えている方も、どうぞお気軽にタクシー運転手を目指してください。