タクシードライバーの道の覚え方にはコツがある!5つのポイントを紹介

運転が好きでタクシードライバーへの就職・転職を考えている方の多くが、業務をこなせるかどうか不安を抱えているでしょう。なかでも、道の覚え方に自信がないという方は少なくありません。

今回は、新人タクシードライバーやこれから就職・転職を検討している方へ、道の覚え方をご紹介します。

タクシードライバーは道を覚えていなくても働ける

タクシードライバー 道の覚え方 1

お客様の多くは、タクシードライバーは道を覚えていて当たり前だと思っています。実際、タクシーに乗っていて不快に感じたこととして、「接客態度」と「道を知らない」のふたつはよくあげられます。

しかし、新人のタクシードライバーが道を覚えられないのは当たり前です。誰もが同じスタートラインから始めて徐々に覚えていくことなので、不安に思う必要はありません。

そもそも再開発や店の開業・廃業などで町の様子はすぐに変わるため、ベテランでも覚えきれないのが当たり前です。

多くのタクシー会社は、上記の事情を理解しています。乗務員が安心して働けるように、分からないときはナビを使うか、お客様に聞くことを指導している会社がほとんどです。

入社時の研修でも、ある程度の地理を学ぶ機会があります。地元に住んでいない方でも、安心してタクシードライバーを目指せる制度が整っているのです。

タクシードライバーにおすすめ!道の覚え方5選

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前述のとおり、ベテランでもすべての道を覚えきるのは困難です。いざというときはナビを利用する手もあるので、肩の力を抜いて業務に臨みましょう。

しかし、ある程度は覚えておいた方が、お客様の乗車から発進までがスムーズです。道を聞くやり取りが減れば、お客様からのクレーム防止など、トラブルリスクの軽減にもつながります。

ここからは、タクシードライバーにおすすめの道の覚え方を5つご紹介します。

1.ランドマークを覚える

ランドマークとは駅、ビル、観光スポット、商業施設など、その町のシンボルとなるもののことです。近くまで来れば、こまかい道順や場所はお客様に聞きやすくなります。

「近くまで来ましたが、どこに停めますか?」と自然に聞けば、お客様も気分を害さず教えてくれることが多いのでおすすめです。まずはランドマークを覚えて、お客様の目的地の近くまで行けるようになりましょう。

ただし、再開発で町の様子ががらりと変わることもあるので、ランドマークは同じエリア内で複数覚えておくのがポイントです。

2.地図やナビを活用する

地図やナビは、積極的に活用したいアイテムです。地図やナビを使うメリットは、目的地までの道順を教えてくれるだけではありません。地域の様子を俯瞰して見ることで、自分がどこを走っているのか位置関係を理解できます。

最初は積極的に地図やナビを使用して、大まかな道を覚えることが大切です。地図やナビ上の道と実際に走っている道の様子を見比べつつ覚えると、走っただけでは見落としやすいような裏道も見つけられます。

3.失敗した行先を復習する

頑張って道を覚えていても、さまざまなお客様がいる以上、分からない目的地を言われることもあります。ルートを失敗した目的地はメモに控えておき、休日や業務後に走って復習しましょう。

一度失敗した経験と、マイペースに落ち着いて復習した経験があれば、机に向かって地図を広げるよりも確実に覚えられます。

目的地からお客様を拾った場所やタクシー会社まで、戻ってみる方法もおすすめです。業務時とは逆方向で走ることで、道の印象がどのように変化するのかが分かります。

4.地域の主要な道路を先に覚える

タクシー会社は、業界のルールで営業可能なエリアが限定されています。お客様の要望で営業エリアを超えた目的地まで送迎することはありますが、頻繁に起こることではありません。ほとんどは、営業エリア内での仕事となります。

まずは営業エリア内で、主要な道路を中心に道を覚えましょう。大きな道路のほか、流し営業でお客様を拾うことが多い道、目的地として指示されやすい場所の近くの道路なども覚えておくと便利です。

5.先輩ドライバーに聞く

新人ドライバーの場合、まだ経験が少ないのでお客様を拾いやすい場所、目的地として指示されやすい場所が分からないのは当然です。練習しようにも、重点的に覚えるべき道が分からなければ効率的には学べません。

まずは先輩ドライバーに、どのエリアや道路を覚えるべきか聞いてみましょう。お客様を拾いやすいエリア、目的地になりやすいエリアだけでも大まかに教えてもらえると、重点的に覚えるべき道が分かります。

まとめ

誰もがはじめは道がわからないところからスタートします。地図やナビを使ったり、先輩ドライバーに教えてもらったりしながら徐々に道を覚えていきましょう。

豊玉タクシーは研修制度が充実しているので、土地勘に自信がない方でもタクシードライバーを目指しやすい環境です。

研修には接客マナーのほか、路上実習やメーター操作など実務的なプログラムが多く、業務シーンをイメージしながら学べます。独り立ちした後も、日報に対する先輩や班長からのフィードバックでしっかりとサポートしています。

「道を覚えるのが苦手だから」とタクシードライバーへの就職を躊躇している方は、ぜひ豊玉タクシーをご検討ください。