タクシー運転手は転職先におすすめの職種ですが、二種免許がなければ業務に就くことはできません。お客様を乗せて運転するため、必ず取らなければならない資格です。そこで今回は、タクシー運転手に必要な二種免許の取得方法や費用についてご紹介します。
タクシー運転手になるには二種免許取得が必須
タクシー運転手になるには、普通自動車第二種免許が必要です。普通自動車第一種免許だけでは、お客様を乗せて運転できないからです。二種免許を取得するための条件は、以下のとおりです。
・満19歳以上
・視力が片目で0.5以上、両目で0.8以上(矯正あり)
・10mの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえる
・深視力(立体感や遠近感を把握する力)の誤差が2㎝以内
・一種免許を取得してから1年が経過している
二種免許の取得方法と費用を解説
二種免許を取得するには、学科試験と技能試験のほかに取得時講習を受ける必要があります。ここからは、二種免許を取得する方法と取得費用についてご紹介します。
学科試験
学科試験は、マークシート式の問題形式で95問出題されます。文章問題が90問×1点、イラスト問題が5問×2点で採点され、合格基準は90点以上です。基本的に一種免許の試験と似ていますが、二種免許の場合は応用問題が多い傾向があります。一種免許よりも難易度が高くなるため、しっかりと準備しておきましょう。
技能試験
技能試験も一種免許よりも採点が厳しく、90点以上が合格ラインです。二種免許はお客様を乗せることが可能なため、応用力が試されます。さらに、一種免許よりも課せられる走行距離も長くなるのが特徴です。
また、安全面への配慮が必要なため、ブレーキやアクセルの踏み方など細かくチェックされます。運転が得意な方でも、安全性を欠くような癖があると不合格になる可能性があるので、試験当日までに矯正しておくことをおすすめします。
取得時講習
学科試験と技能試験に合格したあとは、以下の2種類の講習を受けることが義務付けられています。
講習名 | 講習内容 |
応急救護処置講習 | ・応急救護処置の基礎知識 ・応急救護の実技 |
旅客者講習 | ・運転に係わる危険予測 ・夜間や悪条件の中での運転 ・子ども、高齢者、身体の不自由な方への対応の仕方 |
上記のように、危険を予測した運転や高速道路での走行など、さまざまなケースを想定して6時間前後の講習が実施されます。
取得までにかかる期間や費用
個人差はありますが、二種免許取得に必要な期間は7〜10日ほどが目安です。取得費用は都道府県や通学、合宿などの条件により異なるため、事前に確認しておきましょう。費用の目安は、18〜25万円ほどです。
二種免許の取得費用を抑えたい方は豊玉タクシーがおすすめ
タクシー運転手になるためには二種免許は欠かせません。しかし、二種免許は一種免許よりも難易度が高く、一定の技術や豊富な知識が必要です。1回の試験で資格取得できないと、取得費用が嵩んでしまいます。
取得費用を抑えたい方は、豊玉タクシーがおすすめです。豊玉タクシーでは会社負担で二種免許が取得できるため、経済的な負担が軽減できます。地理試験対策やマナー研修なども充実しているので、未経験でも安心して働けます。タクシー業界へ転職を考えている方は、ぜひ豊玉タクシーをご検討ください。
まとめ
タクシー運転手になるには、二種免許の取得が必須条件です。取得するには、学科試験や技能試験に合格する必要があります。一種免許よりも応用力が試されるため、しっかりと対策しておきましょう。
また、取得までの期間は概ね7〜10日で、費用は18〜25万円ほどが目安です。経済的な負担を減らしたい方は、取得費用を全額負担するタクシー会社へ転職するのもおすすめです。